【生保低金利ショック販売停止】
国内外で金利が下がることの影響受けて、生命保険会社が一部商品の販売停止や、様々な影響が広がっています。保険会社は皆さんの保険料を運用で増やして保険金を払いますが、運用が難しくなっているようです。老後の備えなどとして人気の貯蓄性保険が特に大きな打撃を受けています。
明治安田生命一時払い終身販売を休止。アクサ生命一時払変額終身保険は今年2月に販売停止。
日本生命保険も外貨建一部商品が販売停止へ。
高い貯蓄性と死亡時の保障をあわせ持つことがメリットの商品で、保険料をまとめて払うため、ある程度の貯蓄を持つ高齢者だけでなく、ゼロ金利の定期預金に入れたままの人からも人気でした。(相続対策にも)
保険各社に影響するのが、国債の利率をもとに国が定める「標準利率」です。一時払終身保険の場合、2016年夏まで0.75%だったが0.25%へ下がり、さらに過去最低の0%に。各社はこの数字をもとに運用の前提である「予定利率」を計算します。ゼロだと「長期の保障という観点からは商品開発が難しい」とのこと。
運用で増やす貯蓄性保険は成り立ちにくくなり、一時払い終身を扱う会社では、販売休止や保険料値上げが本格化する見通し。
日本生命の外貨建保険販売停止により他社も追随注目視模様。
⚫︎このコロナの影響で保険会社によっては、無利息で契約者貸付してくれたりします。運転資金や何かでお金が必要な方には朗報です。
⚫︎ドルコスト平均法で複利で長期運用の人は、焦らず大丈夫です。口数を増やしてくれている期間と考えましょ。
相談したい方はご連絡をお待ちしてます。